死亡したこと自体の慰謝料です。死亡事故の場合、事故に遭った本人は既に亡くなっていますから、本人の慰謝料を遺族が相続して請求するという関係になります。
事故によって亡くなった方の配偶者や子は、親族が亡くなったことでショックを受け、悲しむ事になりますから、それぞれ固有の慰謝料請求権を有しています。
このように死亡事故の場合、亡くなった被害者本人の慰謝料に加え、近親者の慰謝料を合わせた額を請求することになります。
亡くなった被害者本人の家庭内の立場などにより若干の上下はありますが、合計して2,000万円〜2,800万円程度となります。